御供養
御供養とは香(お香)・華(お花)・燈(灯り)・時果(季節の果物や実)・御前などを仏様と故人にお供えし、読経を捧げることで感謝の気持ちと、ご冥福を祈る儀式です。大切なことは故人を偲び、感謝と幸せを願うこと。家族、親族ともにあつまり、心ひとつにご先祖さまに感謝を捧げことで、御先祖様の御蔭をいただくこともできますし、次の世代に思いやりの心、和合の心をつなげていくことができます。先祖から子孫へと連綿と続く命の流れに幸福をもたらしてくれるのです。親族が遠く離れ、多忙をきわめる今の時代だからこそ、人の命のつながりを再確認し、感謝する御供養の心を大切にしたいものです。